32 愛しき俺のポンコツロボット



side Y








「おいっ…チャンミン何してるんだよ、早く帰るぞ!おいってば!!」








チャンミンの手を引いて、



パーティー会場を抜け出してエレベーターホールに出た瞬間、

チャンミンの足が止まった。







いくら手を引いても抵抗して、動こうとしない。








「チャンミンっ!何やってるんだよ!早く帰るぞ!ほらっ、」


しまいにはその場にしゃがみ込んでしまったチャンミン。







ああもう、何してるんだよ!?

早くしないと、メーカーの人が追いかけてくるかもしれないのに…!








「チャンミンっ!!お前いい加減にっ…!!」



「…っ、そんなに…怒鳴るなら、ぼくなんか、置いて行って下さいッ!!」



「…!!」



「ぼくを…、メーカーの人に預ければいいんだ…」


「……チャン、ミン…?」





絞り出すようにそう言ったチャンミン…


何を突然そんな事を言い出すのか…






俺はそんなつもりはないと、

チャンミンの横ではっきり宣言したのを聞いていただろ?











立ったままでは見えなかったチャンミンの顔を覗き込めば…

悲しい、悲しい顔をして、涙をこぼしている。









「チャンミン…、」


「……ひっく…ぐ、す…ッ…」







さっきの話を聞いて、この子が傷つくのは当然だ。


たぶん相当混乱しているんだろう。


でも、今は一刻も早くこの場を離れたい。






「チャンミン…さっきも言ったけど、俺はお前じゃなきゃ嫌なんだ。だから、何があってもお前を手放したりしないから。…だからおいで、話は家でちゃんと聞くから。な。」





なるべく優しく声をかけて…


そっと頰の涙を拭って、髪を撫でてやって。








少しの時間をおいて、

ようやくコクンと頷いたチャンミンの小さな体をそっと抱き上げると、



今度は抵抗せずに、ぎゅっと俺にしがみついてきた。
























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ホミンがだいすき、いつも癒されて元気をもらっています。そんな2人のあまくて幸せな話を書いていきたいと思います。@kucha_hominloveでtwitterもやっています。

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